パニック障害での抗不安薬が手放せない生活

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ようやくパニック発作の症状かもしれない、ということで処方された抗不安薬。

とりあえず発作に対する恐怖感、不安感の緩和には少なからず私には効果があったと思います。

行動を起こす前にはとりあえず抗不安薬を服用するすることで、安心感もあり、なんとかもとの生活に近づくようになってきたと思います。
効果としてはやはり、薬を飲んだんだから大丈夫。そう思えたからこその効果だったと思います。

結果として抗不安薬がないと行動することができなくなってしまう、といったパニック症状の完治ではなく、対症療法的な状態に陥っていました。

しかし、薬を飲んで安心感を得られたとしてもどうしても拭えない不安は残りました。
それが、予期不安広場恐怖です。

特に広場恐怖からの回避行動は全く消えることなく、その点では生活が元に戻ったとはいえない状態ですよね。

特に車を運転してる場合は、まず渋滞してて逃げ場のない道路、すぐには停車のできない高速道路上、同じく逃げ場のないトンネル内、高架下道路、一般道路でも真ん中の車線は無理で常にすぐ回避できる左車線ばかり・・・
こんなにたくさんの状況からの回避行動を余儀なくされました。

また、常に抗不安薬と薬をいつでも飲めるようにペットボトルの水は持ち歩いていないとそれだけでやばいと思ったり、一人では遠出ができなく、誰か同行者がいないことには遠くにも行けない状態でした。

もうこれだけ多くの状況を避けて通らなければならない生活はかなり不便でしかなかったです。

このような生活が実に数年続いたわけですが、やはり発作をまず発作を起こさないことが大事で、この数年間は抗不安薬のおかげで発作は1度も起きなかったと思います。
抗不安薬+回避行動ですね。

ただ、数年も発作は起きていないし、抗不安薬に頼る生活もほどほど嫌になってきたのもあり、徐々に抗不安薬を減らして行きたいと考えるようになりました。

ただし、先程挙げた状況の場所へはまだまだ行けそうもないので、できる範囲で薬を減らしながら行動できるように努力してみることにしました。

 

 

次回薬をどのように減らしていったかについて書きたいと思います。

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